お仕事、オーディション
要領が悪く、こちらの更新がままならず(相変わらず)すみません。いよいよ2018年度のアルバム撮影の制作に取りかかります。お洋服やヘアスタイル、共に今回は以前よりシンプルになるようにしたいと考えています。毎年試行錯誤しながらですが、お子さん本来の個性や長所は、凝ったアレンジやお洋服のブランドに関係なく引き出させて頂きたいです。本来の素材が伝わりやすい事が、クライアント側からも一番ありがたい事でもあります。質問などあれば、メールやレッスン時にお尋ね下さいね!
こちらは先週末発売の、中日新聞の「こどもウィークリー」です。11月3日がまんがの日という事で、マンガ特集でした。撮影に立ち会ったのですが、お洋服を見せるではなく、こういったちょっとした演技力も重要ですと担当者からお言葉頂いています。何もないところに何かあるという設定で、対象を見つめる仕草だったり、想像しているような、ちょっと考えるような表情であったりといった具合です。
ポーズレッスンでは、なるべくチラシ広告撮影に対応できる事に重きを置いています。ピースサインやハートマーク、横向き、斜め向きを封印して、お洋服のデザインがわかるような指導をしています。
ただこういった撮影も多いので、基礎が出来上がってきたら、目線を外したり、大きな表情の練習もしています。臨機応変に対応できるように、まずは基礎をしっかりとですね。
また、先日のオーディションの様子です。弊社階上の、レッスンでいつもお世話になっているスタジオでしたので、比較的みんな平常心で挑めたと思います。難しいテーマでしたが、しっかり練習してきてくれたのでみんな上手でした。
同じ台詞、同じ歌、振り付けでも、それぞれの個性が出ていて面白かったです。戸惑う子もいたかもしれませんが、素早くみんな対応できていたと思います。今後もバランスよくレッスン頑張って行きましょう。
監督さんにお話を伺ったところ、1人1人順番に演じて貰っている間も、待っているその他のモデルの様子は常にチェックしているそうです。自分の出番ではない、順番待ちの間、また自分の出番が終わって気が緩みがちな時も、クライアント、監督さん、スタッフの方にいつも見られているという事です。そんな時の表情だったり、どんな風に他の方の演じている様子を見ているのか、そこに素の様子だったり、個性が映し出されているんだと思います。
面接している間の受け答えだけに集中しがちですが、そういう事も頭の片隅に入れておくと、また今後役に立ってくることでしょう。レッスン時にも私も伝えて行ってあげたいと思っています。